霊峰・富士と東口本宮 冨士浅間神社
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富士山イメージ
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9合目・迎久須志之神社
9合目・迎久須志之神社
6合目・胎内神社(昔)
5合目・古御岳神社
5合目・古御岳神社(昔)
4合目・御室浅間神社(昔)
2合目・雲霧神社(昔)
霊峰・富士と東口本宮 冨士浅間神社
冨士浅間神社は、大同2(807)年の創建以来、また創建の前の鎮火祭から、富士山とともに時代を歩んで参りました。
東口(須走口)登山道の本宮として現在に至るまで鎮座し、その登山道には、登山者の安全と富士山を守護すべく、多くの末社が鎮座します。

9合目:迎久須志之神社
須走口9合目に鎮座し、頂上を目前にした胸突と呼ばれる急峻な場所に位置します。創建に関する詳細は不明ですが、元禄3(1690)年には、その存在が文献にて触れられております。
神仏習合の江戸時代、須走口の頂上には薬師堂(現在の富士山本宮浅間大社奥宮・久須志神社)が存在し、薬師如来が安置されていました。これと同様に、9合目には迎薬師如来が安置され、薬師堂という仏寺でありました。これが明治時代の神仏分離の際に迎久須志之神社となり、迎薬師如来に替わり、同様に薬の神である大己貴命と少彦名命の2柱が祀られました。
また、迎という字については、頂上の久須志神社の前段階=迎えるとの意味を持つなど諸説があります。 
江戸時代以降、仏寺の時代であっても、冨士浅間神社の神主が代々管理を務めておりました。
現在は積年による劣化が著しく進んでおり、改修事業が計画され、現在進めております。
6合目・胎内神社
須走口6合目に鎮座し、富士山の女神である木花咲耶姫命と、その息子である彦火火出見命をお祀りします。
創建に関する詳細は不明ですが、須走口に存在する胎内(火山活動で形成された洞穴で、女性の胎内に似ていることからこう呼称される)の傍に鎮座している関係から、富士山の神・木花咲耶姫命の胎内であるとされ、子供である彦火火出見命が祀られたと考えられています。
御祭神の関係から、登山の安全とともに、子育ての御神徳があり、登山を通じて子供の健全な成長を祈願することに想いが込められいたことが伺えます。
5合目:古御岳神社
須走口5合目に鎮座し、山の神で木花咲耶姫命の父である大山祇神、花開耶姫命の息子である火須勢理命(海幸彦)、山の水の神である高於賀美命が祀られています。
かつての登山者や富士講信者は、冨士浅間神社を参拝した後、この古御岳神社で登山の安全を祈願し、また下りてきては登山での無事を感謝しました。
4合目:御室浅間神社
須走口4合目に鎮座し、富士山の女神・木花咲耶姫命と、夫であり皇孫(天照大御神の孫)である天津日高彦火瓊瓊杵尊の夫婦神が祀られています。
富士山が女人禁制だった時代には、女性の登山はこの神社までとされ、ここから富士山を遥拝し、登山に替えておりました。
創建に関する詳細は不明ですが、登山を通じてこの夫婦神の縁結び・安産・子育ての御神徳を戴くことと、女人禁制が結びついたことが一つの由来として考えられています。
現在は、登山道の変遷に伴い、5合目の古御岳神社に合祀されております。
2合目:雲霧神社
須走口2合目に鎮座し、伊邪那岐神・伊邪那美神の子である、風の神・級長津彦命と級長津姫命の夫婦神が祀られています。
創建に関する詳細は不明ですが、この場所は富士山と下界とのおおよその境目と考えられおり、ここを守護する神社として考えられています。また、この付近や須走は、富士おろしと呼ばれる低気圧の接近によってもたらされる、富士山から吹き降ろす強烈な北風が存在することから、これを神格化したとも考えられています。
現在は、登山道の変遷に伴い、5合目の古御岳神社に合祀されております。
富士山東口本宮・須走口登山道 冨士浅間神社 〒410-1431 静岡県駿東郡小山町須走126番地 【TEL】0550-75-2038
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